iPhoneのPagesで作成した文書をWordで開く
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この記事はiPhone(楽天市場で探す ・ amazonで探す)アプリ「Pages」で文書を作成しWindowsのWordで開くまでのサンプルです。
・ iPhoneのワープロアプリ「Pages」で書類を作成、その後 iCloud.comにアップロード、さらにWord で開いて見ることが目的なのでPages文書の編集(加工)の解説はしません。
・もしWord(マイクロソフト製)をお持ちでない場合でも、単に iPhone と iCloud.com でPages書類を共有する方法としてもご覧いただくことが可能です。
・iCloud.com に登録し、iCloud.com内の Pages という文書作成アプリを使用します。
・WordのバージョンやiPhoneのバージョン、ブラウザの種類・バージョンによって画面は異なりますし、場合によってはこの記事の通りに処理が進まない可能性があります。あらかじめご容赦下さい。当方は記事のみで、読者様に起こる全ての事象に関し責任は負いかねます。
・この記事の内容は iOSのバージョン 17.3.1 / Word 2016 での動作を確認しています。
・Pagesで作成する時に特殊なフォントや装飾を使用した場合、Wordでは正しく表示されない場合があります。
・Pagesで作成したファイルを「文書または書類」と表記しますが、どちらも同じとします。
・iCloud.comはブラウザによっては実行できない場合があります。
・パスワードについては、内容はエクセルですが「iPhoneでパスワード付Excelブックを開く・パスワードを設定する 」が参考になるかもしれません。
画面を使って順序立ってご説明します。
■概要
・Pagesで文書を作成しiCloud.comへアップロードする
・Pages文書のタイトルを変更する(ファイル名の変更)
・Pagesで作成した書類をWordで開く
・Pagesで文書を作成しiCloud.comへアップロードする
iPhoneでPagesアプリを起動します。
ここでは、はじめて新規書類を作成するので[新規作成]をタップします。
ここでは[テンプレートを選択]をタップします。
テンプレート画面が表示されるので、「空白」を選びます。
適当な文章を入力します。入力が完了したら左上の[完了]をタップします。
こういうスタイルの画面になりますので、左上の[<]をタップします。
文書一覧が表示されます。接続している回線にもよりますが、一覧の表示と同時に作成した文書が iCloud.com へアップロードされます。時間がかかる場合はホームボタンで Pages を閉じても構いません。
今度はパソコンのブラウザで iCloud.comにサインインして、Pagesをクリックします。
【任意】使用しているブラウザによっては機能に制限があるメッセージが表示されます。
iPhoneからのアップロードが終わっていれば作成した文書が表示されるので、それをダブルクリックします。
※この画像はタップ(クリック)で拡大します。
表示に時間がかかる場合は、この「書類を読み込み中…」画面が表示されます。
編集画面が表示されました。
■Pages文書のタイトルを変更する(ファイル名の変更)
●iCloudのPagesで変更する場合
文書一覧で名前を変えたい文書の上にマウスカーソルを載せると、右上にマークが表示されるのでクリックすると[名称変更]が現れます。
名前を変更しEnterキーで確定します。変更のキャンセルは、無地の部分でクリックします。
●iPhoneのPagesで変更する場合
文書一覧で名前を変えたい文書のアイコンを長押し(ピーク)します、タップではありません。
※キャンセルは無地をタップします。
「名称変更」が表示されるのでタップします。
※ワンポイント:削除を選べば、ここで選んだ文書を削除することが可能です。
変更の完了は[完了]をタップします。
■Pagesで作成した書類を Word で開く
ダウンロードをするのでパソコンのブラウザで iCloud を開きます。
文書一覧で対象の文書の上にマウスカーソルを載せると右上にマークが表示されるので、クリックすると現れる[コピーをダウンロードする…]を選びます。
ダウンロードの形式として「Pages / PDF / Word」が表示されるので、「Word」をクリックします。
Pages書類からWord文書への変換処理・ダウンロードが行われます。
しばらくするとブラウザのダウンロード画面が表示されるので、保存先としてデスクトップなどを指定して保存します。
MS Edgeの場合
FireFoxの場合
Google Chromeの場合
ダウンロードした文書をダブルクリックすると、Wordで開くことができました。
Wordの場合、セキュリティ対策として、ダウンロードしたファイルを開くと必ず、
「保護ビュー 注意-インターネットから入手したファイルは、ウイルスに感染している可能性があります。編集する必要がなければ、保護ビューのままにしておくことをお勧めします。[編集を有効にする]」が表示されます。
次のA, Bのどちらかを自己責任で実施して下さい。
A ご自身あるいは信用できる人の文書で、そして内容を編集する必要があれば、[編集を有効にする]をクリックします。(例 私がPagesで作った文書なので安心して[編集を有効に]します)
B 内容を確認するだけの場合は内容を見た後、閉じて下さい。
■補足
・Word経由でテキスト形式にした時に文字コード違いになった文字の事例
~(から)、☆
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