[iPhone]SIMフリーのアクティベーション[写真で解説]






トップページへ

 

iPhone(楽天市場で探すamazonで探す)メニューへ

※初版はiPhoneSE第1世代を使用し、最新の内容は iPhoneSE第2世代を使用し大半の画像を改訂しています。SE以外のどのiPhoneでも手順はほぼ共通なので、参考になると思われます。

※最終更新:2022年6月11日。初投稿(2016年4月)時はiPhone初心者でしたが、その後、不定期に改訂しています、あらかじめご理解ご容赦下さい。

※管理人は記事の執筆のみで読者の方に発生したすべての事例に対し、責任を負いかねます。

※「iPhoneの製品やiOSのバージョンによってはアクティベーションが不要」かもしれません。不要と思った方は、これ以降の記事を参考にされないで下さい。

※アクティベーションは携帯電話キャリア(ドコモ・au・ソフトバンク・ワイモバイル)で購入したiPhoneでは必要ありません

※管理人が色々テストをしている段階で画面の順序が違う、異なる画面が出るなど「違い」がありました。ですので、読者様の環境、iPhonseの製品によっては、その「違い」が出る可能性があります。あらかじめご了承下さい。

※私のiPhoneSE(第1,第2世代)はいずれも Appleストア(オンライン)で購入しました。

※第1世代の頃は「SIMフリー版」という表記がありました。

※iPhone購入時に設定した Apple ID を控えておいた方が良いでしょう。

※通常、SIMフリーのiPhoneを購入しフリースポットなどのWi-Fiで接続する場合でもこのアクティベーションは必要ですが、すでに「ホーム画面が出てネットにつながる」という場合は必要ありません。(中古のiPhoneを買われた場合は購入元にアクティベーションが必要かどうかをお尋ね下さい。)

Wi-Fi・無線マーク

※アクティベーションロックがかかっている可能性のある中古のiPhoneでは、下記のアクティベートカードでは解除できない可能性が高いです。この記事は「新品で買ったiPhoneでアクティベートした内容」ですので、必要に応じて、この記事の一番下の「appleの公式サポートの一部の記事へのリ ンク」をご覧下さい。


■概要

1.アクティベーション(アクティベート)とは?

2.アクティベーションに必要な物は?

3.WiFiでつなぐことを目的としたアクティベーション作業

・懸念事項と追加記事

・Apple社 提供の情報


1.アクティベーション(アクティベート)とは?

アクティベーションもしくはアクティベートと言いますが、これはiphoneを新品で買ったあと、すぐに使えるようにすることで一番最初の初期設定です。アクティベートをしていないと何も始まりません。

*この記事では「アクティベーション(activation・名詞)」と「アクティベート(activate・動詞)」は同じ意味の言葉として使用します。

 

そして、携帯電話の回線もしくはWi-Fi回線を通じて Appleのサーバー(正確にはiOS デバイスアクティベーションサーバー)と接続することでiPhoneが使えるようになり、この作業を日本語では「iPhoneの有効化」と訳されているようです。

ただし、携帯電話ショップで購入した場合はすでにアクティベーション済みなので、このアクティベーションで戸惑う人は「Appleストア(オンラインストアのみ)でSIMフリーのiPhoneを買われた方」「何らかの方法で新品のiPhoneを買われた方」かと思います。

ともかくアクティベーションが終わらないと左上に「SIMなし」、中央に「こんにちは(Hallo)」や「SIMが必要です」と表示されます。つまり、セットアップが中断され先に進めず iPhoneのホーム画面を見ることすらできません

 

SIMなし
キャプションテスト

または

iPhoneのSIMが必要です

※「SIMカードを挿入してください。やり直してください」


 

2.アクティベーションに必要な物は?

MVNOと呼ばれる通信事業者との契約の状況によって異なります(3パターン)。

 

(A) MVNOに契約されている方

OCNモバイルやIIJなどMVNOが提供している nano-simカード が必要です。すでに「iPhone以外のスマホでMVNOに契約済み」でカードのサイズが異なる場合はサイズ変更で対応できるかと思いますが、詳しくはMVNO業者にお尋ね下さい。

 

(B) MVNOに未契約だが、加入予定の方

MVNOが販売している nano-simカード版のパッケージを購入されるのが一般的ですが、個人的には「iPhone対応」と明記された商品をオススメします。パッケージ品については格安SIM(MVNO)の各サイトをご覧下さい。

 

(C) MVNOとは契約せず、とりあえず無料のWi-Fiスポットや自宅の無線LANの Wi-Fiで接続したい方

管理人は「nano-simサイズのアクティベートカード」をamazonで購入(その商品「BlueSea」は後述)しWi-Fiでアクティベートしました。

 

(A) (B) (C) どのパターンでもこれ以降は共通ですが、長文になるのを避けたいため、適宜、読者様で読み替えて下さい。

 

この記事は「LTE/5G/4G」といった携帯電話回線ではなく、自宅のインターネット回線+Wi-Fi接続を通じてアクティベーションをしています。

★重要★

・ご購入および購入後のトラブルなどすべて自己責任でお願いします。

・MVNOに契約中(予定)の方は下記のアクティベート専用カードではなく、MVNOが提供するナノSIMをご利用下さい。そのうえでnano-simカードのセットの方法はこの記事がお役に立てるかもしれません。

 

iPhone SEのアクティベートに使った商品は「Docomo専用【全iOS対応】iPhone XS/iPhone XS Max/ iPhone XR/ iPhone X/ iPhone 8/ iPhone 8Plus/ iPhone 7/ iPhone 7Plus/ iPhone 6s/ iPhone 6sPlus/ iPhone 6/ 6Plus/ iPhone 5s/5c/5アクティベーションNanoSIMサイズ アクティベート6048」というもので、「SEの記述がない」うえに「ドコモ専用」と明記されたnano-simカードでしたが、安価(編集時680円前後)だったのでダメ元で買ってみました。(iPhone SE(第2世代)でも使えましたが管理人はその商品をオススメしているわけではありません。購入は慎重に。ムダ金になる可能性があります)

 

その製品のBlueSeaという企業は「海外の製品を輸入販売している東京にある企業」で公式サイトはありましたが商品説明のページはなかったので、前述のリンクのamazonの商品説明およびレビューが一番参考になる情報と思われます。

 

トップへ

 


3.WiFiでつなぐことを目的としたアクティベーション作業

アクティベーションカードとピンセット

上記のようなカードだけが届きました。その他にピンセットと透明袋、そしてiPhone付属のピンも用意しました。

ちなみにカード表面のDoCoMoにチェックが入っていました。

アクティベーションカードでdocomoにチェックマーク

 

※付属のピンは白い紙に同封されていました

iPhone付属のSIMカードのセット用ピン

 

そして

・金属部分は絶対に手を触れてはいけない。私は透明のビニル袋を使いこの記事を書きましたが、人それぞれで構いません

・iPhoneの電源を切ってから作業するのはもちろん、電源オフ後に約30秒は待った方が良い。というネット上の諸先輩方の情報がありましたので、それにならいました。

 

片方の手で大きいカードを持ち、金属部分のある標準SIMサイズの部分を、ビニル袋に入れた手の親指で「切り離す」イメージで取り外しました。

 

 SIMカードを取り外す時、指で押して切り離します

標準サイズのSIMからナノSIMを外しました

同様に標準SIMからnano-SIM部分を切り離します。

 

トップへ

 

付属のピンをまっすぐ水平に押します

 

 

本体の電源を切って30秒以上待ってから、本体側面のSIMカードトレイの穴に「iPhone付属のピン」を入れて押しこむとトレイが数ミリ程度、出てきます。ピンが穴に入ったのを確認してから力を入れないと本体が傷つきそうなのでご注意下さい。

角度が間違っていると本体に傷がつくので注意して下さい

 

SIMカード用トレイが出てきました

トレイのくぼみに、そして矢印のカドの部分をそろえるように、nano-SIMカードを載せて段差がないようにセットします。その際、ピンセットがあると載せやすいかもしれません。

iphoneのSIMトレイにSIMカードを載せました

 

トレイが本体に入らない場合は、nano-SIMカードの向きやトレイのくぼみからnano-SIMが浮いていないかご確認下さい。

トレイが本体に入らない場合は、SIMカードが正しくセットされていない可能性があります

 

アクティベート用カードをセットして約30秒待ってから、電源を入れると

 

「iPhoneのアクティベートには数分かかることがあります。」画面になる、または

iPhoneのアクティベートには数分かかることがあります

「SIMなし」だったところが「検索中」になります。どちらの画面が表示されるかは「読者様の環境によって異なります」

「SIMなし」が「検索中」になりました

 

トップへ

 

アクティベーション前は「SIMなし」と表示されていた部分が、「圏外」そして「扇形のWiFiマーク(無線LAN)」も表示されています。

ちゃんとネットにつながるかどうかの確認として、Yahooを表示し、最新ニュースが表示されたので、アクティベーションは完了と判断しました。

iphoneには圏外マークが出ていますが、これでアクティベーションは完了です

 

「圏外マーク」そして「扇形のWiFiマーク(無線LAN)」が表示

※この「圏外」は「携帯会社と未契約」という意味です

【アクティベーションは完了です】


【iOSが古い場合】

位置情報サービスの画面が優先的に表示され、アクティベーションは終了です。

iOSのバージョンが古いと位置情報サービスが表示されます

※iPhone SE(第1世代)の画像です


もしもアクティベーションができなかった場合は下記のApple社の情報をご覧頂くか、またはiPhone購入店にお問い合わせ下さい。

Apple社提供の情報

管理人が抜粋したサポート情報で、下記以外はApple公式サイトで検索して下さい。なお不定期でチェックしていますが、リンク切れはご容赦下さい。

●iPhone をアクティベーションできない場合

https://support.apple.com/ja-jp/HT201407

 

●iPhone で SIM カードに関する警告が表示される場合

「不正な SIM です」または「SIM カードが挿入されていません」という警告が表示される場合

https://support.apple.com/ja-jp/HT201420

 

●「iPhone を探す」のアクティベーションロック

リンク先の下部の

「デバイスの購入前にアクティベーションロックについて調べておく」

が参考になるかもしれません。

https://support.apple.com/ja-jp/HT201365

 

●iPhone または iPad で SIM PIN を使う

https://support.apple.com/ja-jp/HT201529

 

 


■懸念事項(解決済み)

当時はWi-Fiでつなぐことを優先したためアクティベートカードを買いましたが、MVNO提供のnano-SIMに変えた時「アクティベーション失敗」とならないか心配でした。なぜなら「本体がドコモ用iPhoneではないのにドコモ用のカードをセットした」「MVNO提供ではないカードをセットした」などの不安材料があったからです。ともかく、この作業により Wi-FiでiPhoneが使えるようになりました。

 

追加記事

この記事から8か月後にアクティベーションカードから格安SIM(MVNO)のnanoSIMカードに変更しましたが、特にトラブルもなく変更できました。その格安SIMについては別記事です。

 

トップへ

 

iPhoneメニューへ

 






関連記事
iPhone経由でパソコンをネットにつなぐ(テザリング)【iOS】