iPhoneからGoogle Pixelへ移行
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これまでiOSをメインに触っていた自分ですが、Androidに変えることにしました。
きっかけは、これまでiPhone(楽天市場で探す ・ amazonで探す) SEを第1世代から第3世代の3台すべて愛用していたのですが、2月21日に発表された実質SEシリーズの第4世代と言われる「iPhone 16e」の仕様を見て、「サイズが大きくなったし値段も上がった」と感じたことです。
もちろんiOSに慣れているので「16e」を買うつもりで色々なサイトを見たのですが、「これを機にあえてGoogle系スマホに切り替えて、触ってみるのも良いのでは?」ということになりました。
※この記事を参考にされた場合における、読者様のトラブルについては当サイトは一切の責任を負いません。自己責任でお願いします。
この記事の使用機種
・移行元 Apple iPhone SE(第3世代)
・移行先 Google Pixel 8a 公式サイト
※iPhoneやPixelのモデル名が異なっても、移行作業はiOS→Androidなので違いは無いのでは?と個人的には思います。保証はできません。
Google Storeで購入したGoogle Pixel8aの到着して開封(開梱)画像その1
開封画像その2
事前準備
お断り 私はMVNO回線なのでAPNの設定やSIMカードの挿入といった箇所があります。読者様にとって無関係の項目は読み飛ばして下さい。
・移行作業の高速化のために不要な写真は削除しました。(スマホ内の音楽はゼロ曲なので移行については不明です。)
・同様に不要なアプリも削除しました。
・契約中のモバイル通信業者のWebページで「APNの設定」を読んでおきます。
・自分にとって必須のアプリごとに「各アプリの機種変更に関する事項」を読みました。たんに新しいスマホでログインするだけで終わるアプリがある一方で、機種変更のための番号を移行する前に控えておく必要があるアプリもありました。
・必須のアプリのログインIDとパスワードはノートに控えることをオススメします。移行が完全に完了したのを確認してから、シュレッダー廃棄をオススメします。
・iPhoneからnanoSIMカードを取り出すためのピンを用意しましたが、Pixelには付属していました。
・iPhoneのデータをパソコンのiTunesにバックアップ。移行中は充電できないので、バッテリーを100%に充電。
・同じくPixel8aを100%に充電。
・「WiFiでネットワークにつなげられる環境で移行作業をされることを強くオススメ」します。移行作業中2台のスマホの画面を事細かく見ていないので詳しくは覚えてていませんが、時々ネットにつないでいました。おそらく、SIMカードが入っていない状態でも移行ができるような仕組みだと思います。
移行作業をするには
Google Storeの記事「iPhone から Google Pixel への機種変更」
Google Pixelのヘルプ「iPhone から Pixel にデータを移行する」
を参考に開始しました。私の場合、パソコンに後者のPixelのヘルプを表示し、作業指示が表示されたらマウスでクリックして次のステップへ進む、という本を読んでいるような感じで少しずつ確実に実施しました。
iPhone SE3(左)とPixel8a(右)を、iPhoneで使っていたケーブル(Lightning端子-USB-C端子)でつないだ画像。PixelにはUSB-C端子でつなぎます。
事前のWebサイトを見つつ、補足すべきと思った点の箇条書きです。
Q.Pixel8aの初期設定の画面は?
A.Pixel8aの電源ボタンを長押ししました。そして「English」をタップして「日本語」に変更しました。
そして「iPhoneまたはiPad」をタップ。
Q.Pixel8aをWiFiにつなぐには?
A.無線ルータのID、パスワードを入力します。わからない場合は無線ルータを設定した方にお尋ね下さい。
「スマートフォンを設定しています」画面が数分続きました。
キーボードの配列が多少手間取りました。(半角の数字入力で)
Q.Googleアカウントでログインすると
A.Youtubeアプリの起動、Google認証アプリなどを要求されます。
Google規約への同意画面が表示されました。
データの移行を優先したため、SIMカードの設定はスキップしました。
PINコードの設定を求められました。(iOSのパスコードと同じ意味)
指紋認証のセットアップを求められました。さらに顔認証のセットアップもありました。
Q.Googleアシスタントを使いますか?
A.私は「スキップ(いいえ)」にしました。
その後、「ホーム画面の出し方」「アプリの切り替えの方法」といった操作を要求されたので、指示どおりに練習しました。
すると「並行してデータの移行作業」も行われ、使用していたアプリの再インストールも行われていました。
GoogleアシスタントからGeminiへの変更画面が表示
MVNO回線なのでSIMカードの挿入をしました
iPhone/Pixel8aの電源を切り、Pixel付属のピンを使って両方のSIMトレイを出します。
左がiPhoneSE3で使用していたnanoSIMカードとトレイ、右がPixel8aのSIMトレイ
SIMカードの端子部分を指で直接触れると故障の原因になるのでビニル手袋を使ってiPhoneからPixelにSIMカードを載せ替えます。
私はビニル手袋の代わりにピンセットを使いましたが、端子への傷が不安になりました。ですのでビニル手袋をオススメします。
SIMカードをセットしたらPixel8aの電源を入れます。
契約中のモバイル通信業者(上位回線の場合も含む)の名前が出ていれば、SIMカードのセットは大丈夫でしょう。名前が出ていなければSIMカードのセットがうまく終わっていない可能性があります。最悪、故障の場合もあります。
私の場合の上位回線であるNTT Docomoと表示されたのでnanoSIMカードのセットは無事に完了したと確認できました。
上位回線の名前の表示を確認できたら、契約中のモバイル通信業者のWebページで「APNの設定」を読んで設定を見直します。
移行すると「iPhoneで使っていたiOS版アプリ」と同名の「Android版アプリ」も自動で再インストールされました。ですが個々に再ログインが必要でした。
移行はラク、アプリの再設定が面倒
・データの移行は大変ラクでGoogleの移行ツールの性能の高さを感じました。写真の移行は当然としても、まさかアプリの再インストールまで自動でやってくれるとは思ってもいませんでした。
・ただし各アプリを起動するたびに「同意しますか?ログインIDとパスワードを入力して下さい。ショートメッセージで認証コードを送ります」といった作業が繰り返された(*)のは大変面倒でした。
(*すべてのアプリではありません)
・移行作業の効率のためにUSBケーブルが必須だと思いましたし、事前に2台のスマホを100%まで充電するところがポイントだと感じました。そのうえで「WiFiでネットワークにつなげられる環境で移行作業をされることを強くオススメ」します。
iPhone使いだった私がAndroidに慣れるまで
・移行1日目。Google PixelのWebヘルプやAndroid所有者の方のブログを参考にさせて頂いたことで、最低限の操作はできました。
・移行2日目。キーボード配列の変更、アプリの終了および切り替え、アイコンの移動、手動ロック、といった部分までできるようになりました。
つまり、iPhoneしか触ったことがない方でも数日あればAndroidの基本的なことはできる、と思います。
現時点でAndroidの不満として「キーボード配列に不満がある」「円ドル為替を見るための株価アプリが標準で入っていない」が残念でした。
おそらく使えば使うほど「iPhoneだったら、こうできたのに」という不満だけでなく、「Androidにはショートカットメニューの操作性がとても良い」といった好評価が徐々に増えるとは思います。
その他
Q.充電は?
A.純正品は「Google 45W USB-C 電源アダプター」がありましたが、そのアダプターのWebページに表記の「PD: 5 V / 3 A、9 V / 3 A、15 V / 3 A、20 V / 2.25 A」を見て、手元にあった「Apple 20W USB-C電源アダプタ」を流用することにしました。
Pixel8aでも充電はできました。
ただし電源周りは注意が必要なので本来は「純正品かPixel8a対応の電源アダプタを強くオススメ」します。(私個人としては5V/3Aなら大丈夫だろうという自己責任で判断しました)
液晶保護ガラスを買おうとダイソーに行くも、ダイソーの店頭商品の9割が「iPhone用」だと知る
当初はネットでPixel用を買うつもりだったのですが、ダイソーに行けば「Google Pixel用保護フィルム」があるのではないか?と思って行ったところiPhoneの旧シリーズから最新シリーズのサイズばかり。
端の方に「Google Pixel 7用」と「Galaxy S22用」、あとは「自分でカットするフリーサイズ」のものがあるだけ。
ついでにスマホケースを見ると、こちらもiPhone用は種類が豊富でしたが、それ以外のスマホには「手帳のように挟むスマホケース」がオールマイティ(汎用で、サイズさえ合えばどのスマホでも)としてあるだけで、「やはりiPhoneにしておけば、ムダな時間を使わずに済んだのかも」と感じました。
自分がPixel8a用として買ったのは「Galaxy S22用画面保護ガラス」で、同じく6.1インチ用
裏には64.9mm X 139.5mm X 1mm」と明記されています。
ちなみにGoogle Storeの「Google Pixel 8a 用の Case-Mate Ultra ガラス画面保護シート」は
(表記上のまま)厚さ: 142.24 mm (5.6 in) 幅: 64.01 mm (2.52 in) 高さ: 0.51 mm (0.02 in)
でしたので、単純に考えるなら
64.01 mm X 142.24 mm 以内の液晶ガラスなら貼ることはできるのではないか?と、下調べはしていました。
そこで私は「ダイソーの iPhone 11 Pro / XS / X」用のフィルムサイズが
単品サイズ:6.3cm×0.1cm×13.5cm
だったので当初はこれを買うつもりでしたが、「Galaxy用の方は幅が推奨品より約0.9mm広いが、高さが139mmと 11Pro用より4mm長い。総合的にGalaxy用が自分好み。もしあとで不具合があれば次回は 11Pro用を」と判断し購入しました。
実際に貼る時は、これまで「ほこりの少ない風呂場」という方法でしたが今回は「そばに掃除機を置きホコリを吸わせながらフィルムを貼る方法」で貼りました。結果、ホコリはそれほど入らず気泡も残りませんでした。
幅に関しては不満はないものの、若干高さが短く感じられましたが値段を考えれば文句は言えない良さでした。
ダイソーの液晶保護ガラスを貼ったGooglePixel8aの全体画像
ダイソーの液晶保護ガラスを貼ったGooglePixel8aの前面カメラ付近
前面カメラのレンズに絶対にかかって欲しくないと思えば、少し下にずらして貼ることは可能です。
ですので、ダイソーの「Galaxy S22用画面保護ガラス」は「一回り小さいが代用はできる」と私は評価しました。
Google Pixel8a用のスマホケースを買う
楽天市場で色々比較した結果
耐衝撃 Google Pixel 8A Pixel8A ソフトケース カバー TPU クリア ケース 透明 無地 シンプル 衝撃 吸収 指紋防止 薄型 軽量 ストラップホール スマホケース 送料無料
にしました。
ストラップが取り付けられて、ハードではなくソフトケース、本体のカラーがわかる透明ケース
ということで前述の商品にしました。
Pixel8aはレンズ周りがむき出しなので気になっていたのですが、そのケースを取り付けたところ、例えばデスクにスマホを置いてもカメラレンズや本体にキズがつかなくなったので、コスパ的に良かったです。
Google Pixel8aにiPhone SE第3世代を重ねて撮影
Pixel8aの方がiPhoneSE(3)より一回り大きいですが、「かなり」ではありません。厚みは撮影できませんでしたが、Pixel8aの方が少し分厚く、レンズ部分はとくに厚みが大きく感じると思います。
ただし、iPhone SEシリーズを愛用してきた私としては「Pixel8aでも、Gパンの右前ポケットにギリギリ収まるので許容できるサイズ」です。