iPhoneやMac搭載の標準ブラウザ「Safari」の機能である「サイト超えトラッキングを防ぐ」の有効、無効の違いを説明します。

 

※2021/10/6 画像の一部を iOS 15.0.1 に変更しました

※個人の見解です、そして用語「サイト」とはホームページ、ブログのことです。

 

まず、私は「トラッキングとは、訪問履歴の追跡およびログインの情報の保持」と解釈していて、簡単にいえば「訪問したWebサイトの履歴や自分のスマホやタブレットの種類を一部の企業に把握される可能性がある」という意味です。

また追跡は「常に監視されている」ではなく、「必要な時(ログインした時)に履歴を見られ」ので、すべてのWebサイトではなく「特定の企業Webサイトのみが追跡・保持する機能」で、

他人のblogやネットのニュースなどログインせずに見るだけ・読むだけのサイトやブログでは基本的に関係はありません

 

私の感覚では、「ポイント獲得サイトを利用して商品を買ったり、サービスを利用した時にポイントをもらいたいという人、そして一部のアンケートサイトを利用している人は、追跡を許可しておく必要がある」と思います。

また、特定のWebサイトのサービスを利用した時にログインできない場合は「トラッキングを防ぐを無効(防がない)」にする可能性があります。

私は「追跡されても気にしない、ログインのたびに再入力するのが面倒」なので「無効(防がない)」にしています。また訪問履歴には基本的に個人情報(電話番号、住所など)は含まれないと、ネット上の複数の情報をもとに判断しています。

 

なお、ログインに問題があるかどうかを試したい方は、この記事を参考に各サイト毎に「有効」「無効」をお試し頂ければと思います。

 

ホーム画面の [設定]アイコン→真ん中付近のSafari をタップします

そして、少し下方向にドラッグすると「サイト超えトラッキングを防ぐ」の項目が見えてきます。

 

 

●「サイト超えトラッキングを防ぐ」が有効(オン)の場合

トラッキングされなくなります。

iPhoneのSafariの「サイト超えトラッキングを防ぐ」をオンにした画面

 

メリット:

一部の企業Webサイトへの追跡を阻止できます。絶対にご自身の機器(iPhoneやMacなどの種類)のWebサイト訪問履歴を企業に見られたくない人向けです。

 

デメリット:

ポイント獲得サイトでのポイントが得られなくなる可能性があります。ポイントを確実にもらいたい人は有効にしてはいけません。また、一部のアンケートサイト(マクロミルなど)の利用で影響が出る場合があります。ログインする度に「ログインID」や「パスワード」の再入力を求められるかもしれません。


 

●「サイト超えトラッキングを防ぐ」が無効(オフ)の場合

トラッキングされます。「ポイント獲得サイトを利用する場合」は「防ぐを無効にする」必要があります。また、一部のWebサイトでの閲覧で不具合が出た場合は「無効」にすることで改善する場合があります。私はこの「防ぐを無効」にしています。

iPhoneのSafariの「サイト超えトラッキングを防ぐ」をオフにした画面

メリット:

どのWebサイトでも普通に閲覧できます。ショッピングサイトやアンケートサイト、無料メールなどの「ログインIDやパスワードが必要なサイト」でも、次回訪問時から入力しなくても済む場合があります。

 

 

デメリット:

ご自身の機器のWeb閲覧履歴が一部の企業Webサイトによって追跡され、「自社のサイトから他社のサイトへ移動したか?」とか「自社のサイトの利用は初めてか?」などの閲覧履歴が追跡される可能性があります。その履歴に基づいて「あなたに合わせた広告が表示される可能性」もありますが、それらに個人情報は含まれません。

 

管理人なりのまとめ

最終判断は読者の方におまかせします。ただ「トラッキングを防ぐが無効の私」ですが、迷惑電話や迷惑メールが届いたり、変なアプリが入った経験はありません。

つまり各企業サイトのトラッキングがスマホに入ったとしても、電話番号やメールアドレスといった個人情報が盗まれることはないと思っています。

それよりも、「位置情報を知らせるアプリ」の方が個人的には不快なので、位置情報を求められるアプリはなるべくダウンロードしないようにして、どうしてもそのアプリが必要なら「位置情報だけをオフ」にしています。

ちなみに新型コロナが流行している時、TVのニュースで「全国の主要な地域での人流をプライバシーを保護したうえで調査した結果」というフレーズをよく耳にしましたが、それは「位置情報がオンのアプリ」からの情報収集の結果だと思われます。

 

【関連情報】位置情報サービスの設定の確認方法

設定→プライバシー→位置情報サービス

に進むと、画面の下部に「位置情報サービスを使うアプリの一覧」が表示されるので、「なし・次回確認・このAppの使用中のみ許可」から選んでタップして下さい。

 

 

●参考情報 リンク切れはご容赦下さい

・「サイト越えトラッキングを防ぐ」が「有効」の場合、正常にポイント加算が行われない可能性があります。

ECナビ「「サイト越えトラッキングを防ぐ」について

Pex「動作環境のサイト越えトラッキングを防ぐ」 *下の方

 

・マイナビニュース「ポイントサイト経由で買いものしてもポイントが付きません!? – いまさら聞けないiPhoneのなぜ

・マクロミル「Safariの設定に関する詳しい設定方法を教えてください

・Gポイント「Apple製品(iOS11以降)をご利用いただいている皆様へ

・Apple「MacのSafariでサイト越えトラッキングを防ぐ

※サイト超えトラッキングの記事はここまでです。


 

以降は余談で個人の意見です。

私は「上のトラッキングされる事(自分の機器や訪問履歴が記録される事)」よりも「無断でスマホの中の情報を収集するアプリ」の方が恐いです。

 

過去記事ですが、お時間があれば目を通して頂ければと思います。

2019年頃から「中国政府が情報を収集しているのではないか?」と不安視されていた中国製アプリTikTokの使用を、2020年8月ごろアメリカやインドは禁止すると宣言。ただ、実際には禁止されてはいません。

 

結局、スマホを安全に使うには「信用できる企業のアプリだけを入れる」「スマホ購入時に入っていたアプリしか使わない」といった選択肢があるかと思います。もちろん、読者の方のお好みです。

 

・指原 突然「中国語で電話かかってきた」 東野も同じ体験・2020年8月2日 デイリースポーツ

https://www.daily.co.jp/gossip/2020/08/02/0013566361.shtml

抜粋

ワイドナショーで、トランプ米大統領が中国のバイトダンスが運営する動画投稿アプリ「TikTok(ティックトック)」について、個人情報などの情報が流出の懸念があるとして「米国での使用を禁じる」と表明したことなどについて特集。

指原はこの話題についてコメントを求められ、「今まで、TikTokもそうですけど、電話番号とか、クレジットカードを登録するサイトに、登録したとして、(情報が)流出してそんな困ることあるのかしら、って思ってたんですよ。それ、流出したらダメなのかな、って思ってたんですよ。でも、こないだ中国語で電話かかってきて。(ネットで)検索したら、めちゃくちゃ出てきたんですよ。みんな中国語の電話かかってきてる、って」と驚いた様子で明かした。

進行役の東野幸治が「俺もありました。何気なく(電話に)出ると、録音した中国語でわーっとしゃべられて。よく分からんかった」と同じことがあったことを明かした

 

・TikTokはホントに危険? 8つのリスクとその対処法を解説・2019年8月28日付(セキュリティ企業のノートンより)

TikTokのプライバシーポリシーより抜粋

「当社は、ビジネスパートナー、TikTokと同じグループに属する他の企業、コンテンツモデレーション業者、測定プロバイダ、広告主、およびアナリティクスプロバイダともお客様の情報を共有します。法により要求される場合には、法執行機関または規制当局、および裁判所命令により法的に拘束されている第三者とお客様の情報を共有します。」

詳しくはノートンの記事をご覧下さい

https://japan.norton.com/tiktok-risk-10437

 

・中国製で日本語入力アプリ「Shimeji」 2013年12月に起きた「入力文字の不正送信問題」(wikipediaより)

https://ja.wikipedia.org/wiki/Simeji#%E4%B8%8D%E7%A5%A5%E4%BA%8B

「入力された情報をユーザーに無断で外部に送信しているとの報道」

 

・たとえばLINE(LINEの新規登録wikipedia)のようなメッセージアプリのように登録(入会)時に電話番号を入力するアプリでも「位置情報も含め、自分の情報を他人に知らせる」ということをご自身が納得されたうえでご利用して下さい。

登録時の最初の1回だけなので「電話番号や位置情報を設定したこと」を忘れがちですが、それらは「サイト超えトラッキング」よりも、さらに重要な個人情報ではないでしょうか?

 

LINE関係として

2021.6.14 BUSINESS INSIDER JAPAN 「LINEはなぜ「官庁に虚偽説明」したのか。“第1次報告”でもLINE Payの調査は「未定」」

https://www.businessinsider.jp/post-236622

抜粋

政府や自治体との渉外時にも適切な説明ができていなかったことが特別委員会からは指摘。

LINEは2013年、2015年、2018年の3回にわたって、国内ユーザーのデータ保管場所をどう説明するかを社内で検討していた。

だが、いずれのタイミングでも「主要な個人情報は日本のデータセンターに保管」「主要なサーバーは日本国内」などと、「LINEのデータは日本に閉じている」という趣旨の説明をしていたことが、LINEの社内関係者からのヒアリングで判明。

 

問題点

簡単にいえば「データのある国の法律が適用されるので、仮にその国が『データを見せなさい』と言えば、見せないといけない」「海外支社の人間が中身を見ることができた」ので、「データが日本以外にある」だけで、不安な点が増えます。

 

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