自宅のインターネットのバックアップとしてのMVNO編
トップページへ
※このページの内容は「携帯キャリア(ドコモ・au・ソフトバンク)のスマホでテザリングをされている方」には該当しません。
MVNOを簡単にいえば「他社から通信回線を借りてサービスを提供している事業者」のことを言います。詳しくはe-Wordsなどをご覧下さい。
国内ではNTTドコモから回線を借りているMVNOが多く、別の言い方で言えば「工事不要・屋外ネットのプロバイダの1種」と言っても良いでしょう。
MVNOには「料金プランによっては1ヶ月の通信量が少ない」という特徴がありますが、ネットはメールだけとか、月に数回ぐらいしかネットはしないという方には向いているかもしれません。
さて本題の「バックアップ回線としてのMVNO」というのは、現在、ご自宅で光回線やADSL、ケーブルテレビ回線等を通じてパソコンによるインターネットをしている方向けの話となります。
それらの回線の場合、NTTから貸与されているモデムや自分で購入したルータといった機器の老朽化、雷などで不意に故障した時点でインターネットができなくなります。
「常にネットがつながっていないと困る」という方にとってはすぐに直して欲しいものの、業者やプロバイダに依頼をしても復旧には運が良くても翌日、通常なら数日以上かかると思います。
そこで自宅のプロバイダとは別にMVNOを契約していれば、自宅の回線が不通になっていても、低速ですがインターネットをすることは可能です。
詳しく言えば、MVNOと契約するとSIMが貸与されるのでタブレットやスマホに挿すことでインターネットができます。
携帯やスマホと同じ回線のため、自宅はもちろん屋外でもネットができます。
またモバイルWiFiルータという機器を使用していれば、パソコンやゲーム機もネットにつなぐことができます。
ただし、注意点は「貸与されるSIMと挿す機器は最初に決めておくこと」です。SIMには標準、マイクロ、ナノと3種類のサイズがあり、機器ごとにサイズが異なるからです。
なかなか決められない方は「スマホのテザリング機能」が便利かもしれません。通常はスマホとして使用し、自宅の回線がだめになった時にはテザリング機能により、パソコンやゲーム機は無線でのインターネットが可能です。
MVNOの最大の欠点は「通信量が少ないため、ひかり回線ような高速の感覚でネットをしてしまうとすぐに制限になり、制限後のネットが遅くなり」ますので、それだけは注意が必要です。
とくにプロバイダのメールのチェック(*)は毎日したいという方ならばMVNOによるバックアップ回線という選択はあり、だと思います。
* プロバイダのメールのチェックをするにはWebメールに対応している必要があります。OCNやぷららなど事前に契約プロバイダに必ずご確認下さい
サービス例
テザリングについては別ページで詳しく。