災害時に役立つiPhoneの標準機能
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・この記事はiPhone(楽天市場で探す ・ amazonで探す)の標準アプリおよび機能を使った記事です。防災情報などのダウンロードアプリは使用していません。
※この記事はiOSのバージョンが 9.3.1 時点の内容ですが、一部の画像は 13.3 です。
画面を使ったQ&A形式で記述します。
Q. 急いで110や119に電話をしたい
A. ロック中でも下記の[緊急]をタップすることで電話することができるので、パスコードや指紋認証の手間を省くことができます。ただし、110 / 119 といった緊急電話のみです。
Q. 街灯のない場所に来た、停電したので明かりを照らしたい。
A. iPhoneをライトの代わりに使用する方法です。
ホーム画面で下から上へスワイプして、コントロールセンターを表示します。
Aの懐中電灯アイコンをタップします。ちなみにコントロールセンターを閉じるにはBのマークをタップします。
このように明るく照らすことができますが、長時間の使用はバッテリーを相当消費する可能性があるので注意が必要です。点灯・消灯の切り替えは懐中電灯アイコンのタップです。
Q. 道に迷ったので方位(方角)を知りたい
A. コンパスアプリを使います。
[フォルダ](または便利ツール)をタップします。そのフォルダの中のコンパスをタップします。なお、ここでホーム画面に戻るにはフォルダの枠の外側の「壁紙」をタップします。
コンパスで方角が表示されます。
Q. 災害などで停電している時に、バッテリーの消費を抑えたい。
A. 色々な方法がありますが、ここでは「明るさ」と「低電力モード」を説明します。
●「明るさ」を抑えるとバッテリーが少しですが長持ちします。
ホーム画面の[設定]をタップします。
[画面表示と明るさ]をタップします。
一番上の[明るさ]を調整します。左方向で抑えることができます。戻るには左上の「<設定」のタップです。
※「明るさの自動調節」についてはapple公式をご覧下さい
●低電力モード
[バッテリー]をタップします。
[低電力モード]のスイッチをオンにします。戻るには「<設定」のタップです。
※この画像を補足すると、低電力モードをオンにした時、電力消費を一時的に抑えることができます。しかしデメリットとして「メールの取得、自動ダウンロードなどがオフ」になります。
Q. あえて、非常にまれな事態として「身動きが取れない」「ケガで声が出ない」時を想定します。
地震で倒壊した建物に閉じ込められた時、火事で喉にやけどを負って声が出ない時にiPhoneのサウンドで自分の居場所を救助隊に知らせたい。
A. 防災用として”普段から笛を持ち歩いた方が良い”らしいのですが、なかなかそうはいきません。ですので、「iPhoneで一時的に音を出す例」を掲載しますが、アラームやiTunesの音楽など他の方法でも代用できますので、お好みの方法を覚えておいて下さい。
ただし、サウンド系はバッテリーの消費が多いので注意が必要です。
[サウンド]をタップします。
音が出る項目ならどれでも良いのですが、「現在の着信音(画像ではオープニング)」タップします。ここで戻るには左上の「<設定」のタップです。
着信音で好みの曲をタップすると、数秒間、試聴することができます。タップするたびに音を鳴らすことができるので、救助の人が近づいた時だけタップするといった使い方が可能です。前の画面に戻るには左上の「<サウンド」のタップです。
曲のタイトルによって数秒~20秒程度まで様々あり、たとえば曲名「シルク」だと20秒鳴り続けます。本体のボリュームで音量を変えることもできます。
Q. 緊急地震速報、災害情報、避難情報をオフオンする
A. ホーム画面の設定→通知→一番下の「緊急速報」です。オフにすると警告音も消えると思われます。詳細はAppleの公式サポートをご覧ください。
Q. 緊急地震速報、災害情報、避難情報の履歴画面を見たい
A. ホーム画面で上から下へスワイプして下さい。履歴画面を消す時は下から上へスワイプです。また削除は、履歴を左へスワイプすると消去ボタンが表示されます。詳細はauのサポートをご覧下さい。